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  • 執筆者の写真JAC亀山

『Long Distance Meeting~長距離走を楽しむ会』を終えて

令和5年の年の瀬12月30日に、『Long Distance Meeting~長距離走を楽しむ会』を開催したところ、40名近い小中学生が集い、文字通り楽しいひと時を過ごしました。

この企画は、私(監督)と田中HCが、随分と以前から温めてきたもので、ようやく実現の運びとなりました。ここ亀山市は、理由は定かではありませんが、かねてより実力のある長距離ランナーが生まれ育つところで、多くの選手たちが三重県の上位で、あるいは全国レベルで素晴らしい活躍をしてきました。そのような環境にあって、今後もたくさんの長距離スペシャリストが現れることも願いつつ、本イベントを開催しました。

さて、私自身が、これまで長距離走や駅伝の指導に注力してきたのには、ある理由があります。それは、今から30年以上も前のことになりますが、高校駅伝の名門上野工業高校(現伊賀白鳳高校)の元監督、故町野英二先生との出会いです。先生は伊賀上野の出身ですが、この亀山市に居を構えられ、二人のお子さんは中部中の卒業生で陸上部所属、私の教え子でもあります。そんなことが縁で、毎年のように一緒に合宿をさせてもらったり、上野工業の練習に参加をさせてもらったりしてきました。そこで学んだ、町野メソッドとも言うべき長距離走の指導方法、指導方針や指導のあり方のようなものが、今の自分の中で大きな柱となっています。そしてそれは、長距離走のみにとどまらず、陸上競技の指導全般、果ては、教育者としてのあらゆる指導の柱になっていると言っても過言ではありません。今後も、体力と気力の続く限り、その柱を大切にして、温かくそして時には厳しく、JACKの指導を続けていければと思っています。

なお、余談となりますが、伊賀白鳳高校陸上部の現監督後藤剛先生、稲生高校陸上部の現監督中武隼一先生、そして鈴鹿高校陸上部の現監督で田中HCのご子息である田中将吾先生など、三重県内で多くの優秀な長距離ランナーを輩出している高等学校陸上部監督は、町野先生の教え子たちであることを申し添えておきます。

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