クラブ員全員が参加するトラック&フィールドの大会としては、今年度、最初で最後の競技会となりました。今年度は、おかげさまで新入会員の入団が多く、慣れていない中での出場となりましたが、これまでの練習の成果は十分に発揮できたものと思います。というのも、決勝に残ったとか、入賞したとかはもちろん嬉しいことですし、大いに褒めてはげてほしいですが、練習の成果というのは、そのことだけを指しているのではありません。むしろ、次のようなことこそが”成果”だと考えています。
(1)みんながきちんと揃ってウォーミングアップをする姿が見られたこと
(2)トラック種目のスタートの時に、日ごろ練習している動作などができていたこと
(3)友だちや仲間、中学生の先輩たちを応援する様子があったこと
(4)自分の目標や目指すものを事前に考えてトライしていた人が多かったこと
一方、さらに身に付けてほしいことや、みんなでやらなければならないことが何かもわかりました。
(a)スタートする前やゴールした後に、あいさつ(一礼)をすること
➡ 常に礼儀を忘れず感謝する気持ちをもつことが大切です!
(b)チームのベンチや自分の荷物を整理整頓すること
➡ 競技さえできれば良いのではなく、身の回りに気配りすることが大切です!
(c)自分の記録や順位などを、忘れずに覚えておくこと
➡ 自己ベストの記録を覚えておくことで、次への目標につながります!
こうしたことを、日ごろの練習でも、小さい学年の子どもたちにもわかるように話すことが、指導者の役目でもあり、今後の我々の目標であると思っています。ぜひ、保護者の皆さんやご家族の皆さんも、(a)~(c)のことを、お家でもお話しておいていただくと助かります。
PS:なお、大会での結果・記録は、鈴鹿市陸上競技協会のHPでご覧いただけます。
https://suzukark.jp/result2020/
Comments